↑この記事は上記の動画を元に作成しております。
あらすじ
2021年5月31日にエンセファリトゾーン症を発症したうさぎのごんた。現在、投薬治療と体重増加のための食餌療法、リハビリを行なっている。お腹の調子が戻り、盲腸糞が安定して排出されるようになった。少しずつ体の内部から良くなってきているようだ。
ごんたの体のために必要なこと
・体重の管理(現在1300g後半、目標1600g)
・できる限りペレットを食べさせる、新鮮な盲腸糞を食べさせる(自分で食べられないため)
・リハビリの継続(目標:自分で好きなところに行けるようになる)
・鬱滞に注意(Ezの再発に繋がるため)
2ヶ月目の様子・過ごし方
・おしりを洗ってみた
7月初め、盲腸糞でベタベタになったごんたのお尻を洗った。今までは何とかブラッシングで取れるレベルだったが、少しずつ動けるようになってきたため、盲腸糞がくっつく範囲が広がった。そのため、毎日お尻ケアの時間の長さや皮膚の状態が心配になった。そこで、お尻だけ洗うことにした。一人で行おこなったが、洗い流すのにとても時間がかかり、さらにドライヤーは3倍の時間がかかった。ごんたは寝たきりではないので、暴れるのでは?と思いましたが、とても協力的におとなしくしてくれた。それでも時間が膨大にかかったので毛をカットすることにした。
・月初の病院
先生に走る動画を見せたら「超回復」と喜んでくれた。本当に寝たきりになると思っていたようだった。おしりのことを相談し、毛のカットをしてもらう。鼻に少し赤みが出ており、トリポネーマかもしれないので抗生剤をもらう。駆虫薬と抗生剤はまだまだ必要みたい。
・ごんたの動きについて
自分でグルーミングが一部出来てきたので、その一部をせっせとやっている。体調が悪くなって自分で十分にグルーミングができなくなってから、ごんたは盲腸糞の匂いになっていた。しかし、グルーミングをしているところを嗅いでみると元のごんたのとても優しい匂いがしていた。うさぎさんのグルーミング技術素晴らしい。
・ケージの配置
牧草と水入れが近いと体の一部が水に浸かってしまうことがあった。ごんたがどこで何をしたいのか、ごんたが動きやすい配置を考えて、毎日ごんたと相談。ケージの中は真ん中に牧草を積み重ね、壁沿いに移動できるようにした。この頃にはケージの中に跳びのれるようになった。少し前まではジャンプしすぎて天井にぶつかりそうになったり、前の方に激突したりしていた。だいぶ、ジャンプの精度があがってきた印象。しかし、トイレは依然として乗らないので入れません。しかし、まだ座って食べるのはふらふらしている。麻痺や失調はもうプラトーになってきた印象。これから残りの機能で生活しやすい工夫を考えていくとき。
・フード
病気をしてからペレットは「うさぎの極み」しか食べなくなった。しかし、他のものも食べて欲しいので、違う種類を出したらお皿をひっくり返した。動きにくくてこぼしたのかと思ったが、自分でひっくり返していた。体重も1460gまであがってきていたので、そろそろ色々な種類のフードを食べて欲しいと思う。ごんたは頑なに違うペレット食べなくて、その代わりにチモシーをたくさん食べた。
・行動範囲
ごんたはついに和室に少し行ってみる気になったようで、自分から畳の部屋に入っていった。しかし、畳では足が滑るようで何度も何度も転ぶ。難しいな、畳は。
・こうたの様子
ごんたはご飯が嬉しくてバタバタするため、たびたびこうたにタックルをしていた。いつもこうたは迷惑そうな顔をしていたが、ついに切れた。ごんたの代わりに私が謝り倒してどうにか許してもらった。また、冷え冷えボードもごんたがくると譲ってくれるようになった。こうたは性格が少しずつ変わっている。
・7月下旬の健診
ごんたの耳の内側の皮が剥けているように見えた。クラウンのところにもフケのようなものが見受けられた。先生に相談すると耳はただ汚れているだけのようで、フケも肌が乾燥しているだけでダニではない様子。薬の追加もなく、これで抗生物質と駆虫薬は飲みきりました。
まとめ
発症2ヶ月で大きな動作を獲得していったごんた。まだまだ細かい動きはできないけれど、少しずつ生活の幅が広がっています。今度からリハビリだけでなく、広がった生活環境の工夫が必要だと思いました。また、こうたの性格まで変えていくごんたは本当に素晴らしいうさぎだと思いました。これまで以上にごんたとこうたと私の家族になっている感じがします。