うさぎのめいの体質〜爆速の女王
このホームページは個人で運営しており、アフィリエイトやYouTubeの収益で運営費をまかなっています。
もし「応援したい」と思っていただけたら、動画を見ていただいたり、記事内のリンクを利用していただけるととても励みになります。
↑この記事は、この動画の詳細を書いたものになります。どちらかだけでも楽しめます。
はじめに
2025年2月うさぎのめいは急性胃拡張になった。
2026年1月胃腸鬱滞になった。
この2つの症状に私は違和感を覚えて、彼女(めい)の体質を考えるようになった。
共通点の抽出
2026年1月に胃腸鬱滞になったとき、ふと昨年も同じような時期に胃拡張になったと思い出しました。
私は日頃書いている「うさノート」を遡り、発症する前日あるいは2日前に換毛の初動があることを発見しました。

レイメイ藤井 バインダー Kept マルチ収納ファイル 6穴 A5 サンドベージュ KP52SB

A5サイズ メモ 5mmドット方眼 50枚【ピンク】システム手帳リフィル ODR-RFL02-DS
↑私が使ってるうさノートです。
換毛の違い
うさぎは年2回換毛します。夏毛・冬毛になるため。
換毛は個体によっても経過が違いますし、避妊や去勢手術をしたことでホルモンバランスが変化して換毛の経過が変わる個体もいます。
経験的には、避妊や去勢手術後は延々換毛。その後2年くらいで年2回換毛の山が見え始めますが、微妙にだらだらと換毛してる状態。そして3年を過ぎたあたりからゆるやかではあるものの年2回換毛のリズムが整う気がします。
私の飼育しているこうたやひなたは、丘のような軌跡を描いて換毛していきます。ゆっくり始まって、ピークを迎えて、ゆっくり終わる形です。一方でめいはとんがり山のような軌跡を描いて換毛します。始まったと同時にピークを迎え、あっという間に終わります。
めいはそんな爆速換毛をする個体ではあるけれど、避妊手術をした関係で「抜け毛?換毛?」というようなだらっとした換毛もまだありました。
体質の仮説
鬱滞のタイプ
爆速で換毛しても、飲み込んだ毛が体の中を無事に通過すれば症状は出ません。
換毛の初動で症状が出るというのは量の問題ではないということです。私はこの時に「飲み込んだ毛が少量でも胃腸の動きが低下する反応速度が早いうさぎがいる」ことを知りました。たぶん、めいは量よりも毛が入った刺激で胃の動きが低下するタイプでしょう。
季節性
先ほど年2回の換毛という話をしましたが、彼女は冬に飲み込んだ毛が通過できない。
それは秋と冬の季節の差が関係がありそうです。寒暖差、日照時間の長さ、水分量の低下(乾燥など含めて)、毛質の変化…複数の微細なズレが積み重なっているのかもしれません。
土地
名古屋と横浜の気候の違い。
めいは4歳の時に、名古屋から横浜に引越しています。めいを受け取った場所での検討しかできませんが、名古屋は内陸よりで標高がやや高めの盆地気候で、気圧や湿度変化が比較的安定しやすい日が多い。一方で、今住んでいる横浜は海側気候で、低気圧の出入りや前線通過時の気圧変化が細かく揺れやすい日が多い。
彼女の体質が「顕在化しやすい」環境になったとも言えそうです。
加齢
そして、年齢。
うさぎの七五三というのがあり、体調を崩しやすい年齢と言われています。
今まで若さで押し切れていた鬱滞の芽のようなものを押し切れなくなってきた年齢とも言えます。
体質のまとめ
・大量蓄積型ではない
・少量摂取でも反応しやすい
・気圧やストレスの影響を受けやすい
・自律神経反射型で蠕動が落ちやすい
「毛で詰まる」のではなく「毛+環境要因で動きが落ちる」タイプなのでしょう。
シリコーンブラシ ケトルン 短毛用 (20041) 猫用ブラシ
検証
体質の見当がついたので、換毛の初動で予防薬を飲ませることにしました。彼女の体がスイッチを押す前に止める作戦です。
そして、その日は意外と早くきました。
時系列
【2026年2月27日】
・お尻の毛が抜け始める
・換毛初動の可能性を考え、予防的に薬を投与
・その後数日は大きな変化なし
→ この時点では「本格換毛の初動」か「いつもの軽い抜け毛」かは判別困難。
→彼女は2月中旬にも大量に毛が抜けている/その後換毛が終わったと一時判断している。
【2026年3月3日】
・一日を通して大雨
【2026年3月4日】
・明け方から快晴、日中はとても暖かい
・朝はまだ換毛軽度(27日と同等か少ない)
・通院で屋外移動 約1時間
・病院到着時、朝より明らかに抜け毛が増加(大換毛)
・待合室で毛づくろい複数回確認(=毛の摂取増加)
・食欲は維持/待合室でも牧草を食んでいる
・硬糞もいつもどおり
※待合室で1時間半過ごす
※診察直前に飼い主がめいのお腹を触診すると朝よりも胃が硬めになっている
医師の診察・所見
・閉塞や重度ガスなし
・画像上の鬱滞なし
・触診で胃がやや硬め(鬱滞ではないが胃腸の動きが弱そう)
考察:体質の同定と鬱滞の入り口の可能性
・換毛急加速
・毛づくろい増加
・気圧急変
・移動ストレス
これらが同時に作用し、数時間以内に胃運動が低下した可能性が高い。
まとめと今後の対応
ある一定の条件が重なると、毛が一気に抜け始め、鬱滞の入り口に経つまで1時間もかからない爆速の大量変化を見せることを確認できた。
飼い主にできることは、予防をすること。この彼女の体質に限って言えば、「大換毛だ!」では時すでに遅し状態であるため、「換毛?」というあたりが妥当と思われる。今回も2月27日に「換毛?」と気づいてすぐに予防薬とブラッシングを行い、その後のお腹の弾力や体調変化をいつもより注意して観察をした。その甲斐あって、体調も大きく崩さず過ごせている。
さいごに
これは個別性の高い「体質」の話です。私は3匹のうさぎを飼っていますが、これはめいだけに言える体質です。
どのようにうさぎの病気に向き合い、対処・予防するのがベストなのかは飼い主が決めることです。こんなうさぎもいるんだなぁ、自分のうさぎの体質はどうなんだろう?と考えるきっかけになると嬉しいです。